紹介による結婚【1】

3月 2nd, 2014

自前の婚活で色々と失敗していました。
私は女医ですから、社会的にもステイタスが高いということは判っています。
それが嫌で。。。というか、「やっぱりね」と言われるのを嫌い、同業者はまず頭から排除。
自分よりも学歴が低かったりする男性を、好んで選んでいました。
こういうとちょっと角が立ちますね。
要するに「学歴や職業で人を判断していない」ということを示したかったのです。
今考えれば、そのことばかり考えていたようにも思います。
高学歴の人の中にも良い人はいますし、反対にそうじゃない人にもいい人悪い人両方存在しますものね。
「心から好きになった人がどういう人であれ」というのが美しいのであって、それを始めから望むというのは甚だおかしな話です。

出入りの製薬会社の営業マンが主催した合コンで出会った、5つ年下の男と付き合いました。
主催の製薬会社に勤めていました。
私は「お医者さんなのに普通の男と付き合ってる」という自分を愛おしく思っていました。
相手は「医者の女と付き合っている。しかも言いなりだ。」といい気分だったでしょう。
付き合ってる当時はそんな事気が付きもしませんでしたが、別れた後では下世話な話が耳に入ります。
彼がそう吹聴していたということでした。
はじめはクールに振舞っていたつもりでしたが、段々と相手を束縛するように私がなっていました。
なにもかも私がお金は出していましたし、足りないと言われれば融通もしていました。
それでも行き先がわからない夜など心配になり、電話をなんどもかけたりメールをしたり。。。
次の日には「何をしていたの!」と彼を追い詰めていました。

彼はとうとうそんな私を「メンドクサイ」と言い出し、別れを切り出されました。
「女ができたんだ!若い女にうつつを抜かしたんだ!」そんな事しか思いつきませんでした。
実際は本当に私のことがめんどくさくなったのでしょう。
はじめは干渉しないような顔をしておいて、実際は干渉ばかりしていました。

そんな恋愛でも私は一応に傷つき、その寂しさを紛らわすために合コンに入り浸りました。
そんな時に看護師の女の子から「いちおし!」と一人の男の人を合コンで紹介されたのが夫との出会いです。
郵便局の生命保険を売る係の彼。
雑学に長けた人で、世間知らずの私は彼の話に聞き入りました。
すぐに交際は始まりました。
バツイチの彼ですが、相手の女の人の浪費癖や貞操観念の無さを聞けば、3ヶ月の離婚もうなずけました。
親友に話すと「相手の女のことをそんな風にいうのが信用ならない」そう言われました。
その言葉を「きっと羨んでいるのだ」と変な受け取り方をして聞き流しました。
彼女はモテる人でしたから、なにも羨ましがる要因などないことは、少し考えれば私も判ったはずなのに。
私にはそれほど素敵な男性に見えていたのです。

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